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社団法人 高知県自動車整備振興会
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全日本自動車整備技能競技大会

■第17回全日本自動車整備技能競技大会が開催されました。

■第17回全日本自動車整備技能競技大会が開催されました。

大会スローガン『優れた技術力と的確な応対・アドバイスで、お客様との信頼関係を築きます。』

大会スローガン『優れた技術力と的確な応対・アドバイスで、お客様との信頼関係を築きます。』  去る平成21年11月21日(土)東京ビックサイトにて全国30万自動車整備士の祭典、
全日本自動車整備技能競技大会が盛大に開催され、本県代表として高知市土佐山、高橋整備所属 高橋 正太さんと本山町本山、大石自動車所属 石川 直樹さんが高知県チームとして出場しました。
今大会は初めて車両修復競技の車種が統一されての70分間と不具合問診および時事問題に関する応対競技の10分間にて競技が行われ、高知県チームは入賞こそ叶いませんでしたが、ホンダフィットを使用した車両修復競技においては、過去に例を見ない難易度の高い設問(エアフローメーターの※特性不良)も見事クリアし全設問を無事に修復完了する大健闘を見せてくれました。

日整連が主催します全日本自動車整備技能競技大会は2年に1回の開催です。大会に関するご質問等お問い合わせは、振興会教育課 吉尾または久松までどうぞ。

※特性不良:今回のエアフローメーターの特性不良においては、センサーの出力値が
       狂わされており、よって空燃比のズレによりエンジン不調が設定されて
       おりました。特性不良ですのでダイアグノーシスに検出ができず、診断
       するには電子制御エンジンの深い知識と日頃の業務で培ってきた経験を
       もとに判断し、その部品の不具合であることを限られた時間内で立証す
       る行動力が問われます。

原 元晴さん(高知整振2種養成施設講師)からのメッセージ

原 元晴さん(高知整振2種養成施設講師)からのメッセージ  是非、みなさんにも競技大会に出場してみてもらいたいと思います。なぜなら、大会に出るということは整備士としてやっていく上で必要な大事な経験がたくさん出来る機会であるからです。
たとえば競技大会練習においては最新の診断機の使い方から学ぶことができ、それを使っての実車練習(実際の不具合の診断から修復まで)をします。これらの練習はこれからの実務においても必ず必要になってくる技術です、それが楽しく身につきます。また、日頃の実務の中において電気関係のトラブルも多いと思います、これらは、電気の基礎が身についていれば簡単に修復できることが多いと思います。その電気の基礎、テスターの使い方(測定方法)も勉強できます。そしてそれらの練習で培った技術を駆使して制限時間内に12ケ月点検と車両に設けられた設問を解いていくのです。これらの内容についてを重ねて練習し、全国という舞台で競うのです。整備士としての技術の向上のためには素晴らしい機会だと思いませんか?また、他県から出場している整備士の人たちとも交流することが出来、視野もすごく広がります。そして何より自分自身の変化に驚かされます!自分にこれから何が出来るのか、何をすべきなのか、など新たな課題とも自然と向き合うことが出来るようになります。全力で挑むことによって得られる事柄は、計り知れないものがあると思います。是非みなさんにもこの素晴らしい経験をしてもらいこれからの仕事に生かして欲しいと思います。

 事業主の皆様におかれましては日々忙しくなかなか従業員をこういった場に派遣しにくいとは思いますが、社員の中に熱い志を持った方がいらっしゃるはずです、その方に是非この機会を与えてあげて下さい。必ず大きく成長してくれるはずです!よろしくおねがいします。

私はこの経験を生かしていろんな事にチャレンジしていろんな経験をし、自分を磨いていきたいと思っています。これからもがんばっていきます。志を高く持ってこの整備業界を盛り上げていきましょう!

田岡 剛さん (高知整振2種養成施設講師)からのメッセージ

田岡 剛さん (高知整振2種養成施設講師)からのメッセージ  最初に申し述べさせていただきますが、“整備士はすべからく技能大会を経験すべきである!”と声を大にして言いたいのであります。
 私の様な者でも僭越ながら二度の大会に出場させていただき、そのすばらしい体験を通じて大変多くのものを得ることが出来ました。それは日常の仕事を通してはなかなか得られない、もしくはとても時間のかかる大変貴重なものだと思います。
 
 私は整備士としての経験は長くはなく、この世界に入ったのは25歳のときからで、それ以前はまったく畑違いの仕事をしていました。そんなこともあって、2年前最初に大会のお話をいただいたときはとても自分などには勤まらないと二の足を踏んだものでした。とは言うものの経験不足の引け目を何とかしたいと思っていたこともあり現状を打開するため思い切って参加を決意しました。
そんな状態で始まった練習は当然ながら大変なことの連続であり競技内容的には十分納得の出来る出来ではありませんでしたが自分自身の意識改革が出来、たいへん有意義なものとなりました。
 それから2年たち今回はバックアップに回るものと思っていたのですが、どういうめぐり合わせか前回と同じメンバーで再び出場することになりました。
私としては気心の知れた仲間との再挑戦であり、前回とは逆のパート(前回はボディー電装とアドバイザー競技、今回はエンジン担当)ということもあり大変気合が入りました。特に今回担当させていただいたエンジンのパートは電子制御の仕組みへの理解を体感的に深めることが出来ました。これは、自分にとっての苦手分野の克服という大変意義深いものとなり外部診断機の使用法の習得といったきわめて実用的な能力の獲得につながりました。両パートを経験させていただいて思うのですが今般の複雑なエンジン・ボディーの電子制御機構の理解、確実な基礎整備作業、アドバイザー競技を通じての親切的確な接客対応能力と、どれをとってもこの先必須のものばかりです。通常の勤務終了後、また休日返上での練習は確かに大変なものかもしれませんがその練習を通じて得た知識・技能・チームの連帯感はその大変さを履がえして余りあるものでした。
 
 誰しもがこうした経験を経ることによって、それぞれの知識・技能は確実に底上げされます。そして、普段何気なく行っていた作業をもう一度基礎に立ち返って再確認することは日常の仕事においても大きなプラスとなって総合的な実力の向上につながり、短期間に集中して邁進する練習の一回一回が他に替え難い財産となるはずです。
 
 今大会は残念ながら我々以外名乗りを上げた方はいなかったとのことですが、腕に自信のある方はもちろんのこと、技術の向上を目指す方、ステップアップを目指す方はぜひぜひこのような機会を利用していただきたいと思います。研修費を払う必要がなくこれほど質の高い勉強の場は他には決してないと思います。今後我々に続く方々がたくさん現れることを切に願います。またその際には、微力ながら私に出来ることはお手伝いさせていただきたいと思います。
 
 最後になりましたが、このようなすばらしい機会を与えてくださった整備振興会の皆様、協力してくださった周囲の方々、応援してくださったすべての方に心から感謝いたします。ありがとうございました。

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